「アナ雪 "Frozen"」クリスマスプレゼンテーションにむけて

2014年10月25日 10:53
皆様
 
大変ご無沙汰いたしておりました、
嗚呼久々、
なんと半年ぶりのメッセージです。
 
今回は小学生のクリスマスプレゼンテーションに関して
保護者の皆様にメールでお伝えしようとしておりました。
しかし生き生きと練習に取り組んで下さっている生徒さんの姿をうけて、
だんだんとメール内容が熱くなってきまして。。。。
せっかくですので
この場で生徒の皆さんにお伝えしようと思った次第です。
 
プレゼンテーションは
12月19日金)15:45開場 16:15開始です。
今年は「アナと雪の女王 "Frozen"」をダブルキャストでやります。
いつもと同じ、教室の狭いスペースですが、
どうぞお友達もお誘いの上、いらしてくださいね。
 
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金曜クラスの皆様、
昨日もお越し頂きましてありがとうございました。
これからだんだんと暗く、寒くなりますので、
お迎えの皆さんはどうぞ玄関入っておまちくださいね。
大抵いつも5時すぎてもやってますので、
様子もわかっていただけると思います。
 
 
さて、先週からプレゼンテーションの通し稽古を始めています。
時間がかかるので
1時間半のレッスンでも、
通しで一回しかできません。
そうしますと当日まであと7回です!
 
前回のメールでご紹介したFrozenの「口」ビデオですが、
みなさん早速みてくださったようでありがとうございます。
 
もしくはウェブ上のこちらでどうぞ
 
 
正直「口」だけとはいえ、
このサイズでアップすると結構恥ずかしい(汗)もんですが、
これも子供達のためだ!と思い切ってやっちゃいました。
 
ある生徒さんが
「ゆっくりのビデオだと、
練習DVD を見て自分が思っていた英語の音とちがってびっくりした」
という感想をつたえてくださいました。
その通りなんですね。
実はまさにそこが私がこのビデオを制作することで
伝えたかった事なのです。
 
(注:当スタジオではいつでも生徒さんが練習出来るように、
このウェブ上に教材ビデオを公開しています。
それもみなさんに一回でも多く練習して欲しい、とねがっているからですよ!
わかってもらえてますかぁ?! 
ところが「アナ雪」の映画を切り貼りして構成したプレゼンは
著作権の都合でYoutubeにのらなかったんですねー。
なるべくクラスの枠を超えて教材を見て頂きたいので
今回はとても残念でしたが別途DVDをつくりお渡しました。)
 
発表会の歌はカラオケの伴奏を流しますので、
映画と同じ速度で歌い上げます。
ですからかなり速いです。
すべての発音を正しく歌うのは難しいでしょう。
でもだからこそ
練習のしがいがあるところです。
ここをしっかりすると口や舌の使い方が板についてきます。
歌については今かなり皆さん歌詞が入っているので、
これからも気持ちを込めて歌う練習をしてくださいね。
 
そうそう、
レッスンの最初でかならずやる発声・発音練習ですが、
皆本当に上手くなってきました。
昨日はコーチもびっくりするくらいだったんですよ。
 
しかし発表会で台詞を言うときはたった1人、です。
さぞかし緊張もするでしょう。
 
そして速度はいくらでも自分のペースで進める事が出来ます。
是非「口」ビデオで徹底的に自宅練習して頂きたいので
以下の点をご参考にしてください。
 
 
特に大事なのはアクセントと語尾。
英語の発音は
この二点をはっきりと強調するだけで、
びっくりするほどよくなります。
 
台詞のスムースさのためには
文中の切れ目を正しい位置で行う事も重要です。
 
 
例えば
You can't marry a man you just met.
(会ったばかりの人となんて結婚しちゃだめよ)
という台詞です。
You can't ^ marry a man ^^ you just met.
 
文全体の一番のアクセントは can't です。
「結婚できない」ということを強調しているので
can't をはっきりといいます。
 
^ は「ため」のマークです。 
^よりも^^のほうが若干長めにためます。
 
そして語尾は太字で表しています。 
can't, just, met のtとmanのnをはっきりと発音することで
一語一語がきれいにわかりやすくなります。
 
「口」ビデオはこれらの部分をオーバーにやっていますので、
そのとおりにやれば大丈夫。
練習DVDと「口」ビデオを交互に見ながら練習してください。
 
 
 
と、ここまで来ますと
どうしても大人的には
「じゃあ文法は?」と考えてしまいませんか?
 
実は私も時々不安に陥ります。
「子供達は、
ただ単に繰り返し聞いて声にだすだけで『わかる』のだろうか?」と。
 
もっとプリントやホワイトボードをつかって
構文を説明した方がいいのではないか、と。
 
 
でもその度に「子供達の能力を甘く見るな」と
自分に声をかけるようにしています。
 
そして我が子達が英語のなんたるかもまるで知らないのに
アメリカに住み始めたら
あっというまに英語をぺらぺらと話し始めたことを
思い出すようにするのです。
 
みなさんもご存知のように、
子供の吸収力たるや、
私達の想像をはるかこえたところにありますよね。
 
私達もかつて子供だったのに、
どうしてこうも簡単にあのころの柔軟性を
忘れてしまうのかしら。。。。
 
 
おまけに文法をちょっとでも教科書的に説明しようものなら
子供達の注意力はガクンと落ちるので
ハードルが高くなります!
 
 
子供達は「教えられる」状態は
苦痛なのだと思います。
 
なぜかというと、
かれらはガイダンス、
導きがあれば
自分で学ぶ事が出来る存在だからです。
 
まさに「教える」という大人側の勝手な責任感は
子供にとってはつくづく厄介で失礼なものなのだ、
と気づかされる瞬間です。
 
 
体系立てて勉強しないと英語を話せないのは
私達が大人だからです。
 
子供達はスポンジのように
全体をありのままに受け入れて
自分で組み立てて行くことができます。
(これが、高学年、中学生くらいになると話は少々変わって行きますが、
それはまたの機会に。)
 
 
私が中学に入って英語の授業をうけはじめたころのことです。
This is an appleのレベルですから、
長い、まともな文章がいつになっても出てこないので
「いったいどれだけ勉強し続けたら
英語は使えるようになるんだろう」と
先々の年月を想像して
うんざりしたのを覚えています。 
 
それって、
お前はテニスのラケットをまだまともににぎれないから、
まだテニスの試合を見る必要はない、
と言われているようなものです。
 
それではどうやったら
「目標ややる気、そして夢」をもって
テニスに取り組む事ができるでしょうか?
 
 
大事なのは全体像です。
何かを一つやり遂げる自信です。
だからこそつながるえいごでは
まだ文法も綴りもわからない子たちが
本をどんどん読む練習をしています。
 
このプレゼンの終着点は
どうしても12月19日、と思ってしまいがちですが、
子供達にはもっと大きい未来を描かせています。
 
この反復練習と人前で演じる度胸こそが
英語習得に絶対的に必要な事だということ、
子供達には今日伝えました。
 
今までの日本の英語教育で足りないところが、
まさに「声出し・反復練習」です。
 
このプレゼンを通して自信をつけて
「私は英語が好き・英語ができる・もっと学びたい」という気持ちを
ふくらませてもらえたらとても嬉しいです。
 
子育てと同様、学びには「近道」はありません。
一見遠回りに見えるところに真実がある、と
私は思います。
 
 
さて、レッスン中の子供達は本当に凄いもので、
いつも沢山笑って
元気に色んな意見を言ってくれます。
 
それぞれアイデアがあり、
自由に動き回って練習でも表現しています。
 
昨日のレッスンでも、
For the First Time in Forever の立ち位置をどうしたらいいか相談したら、
すごくいいアイデアを生徒さんから頂きました。
 
また、今後の自宅練習はどうしたらいいか尋ねると、
みなそれぞれ素晴らしい意見を言ってくれます。
自分で考えて、実行に移す、
そんな学習が理想だとつくづく思います。
 
 
さて、以下は本番にむけて
子供達が自分たちで掲げた目標です。
ポイントがよくわかっていて、
コーチが言わなくても十分。
なるほど、という意見ばかりです。
 
①大きい声を出す。
②まっすぐ立つ。
③笑う
④表情をゆたかに。気持ちをこめる。
⑤まちがえても気にしない。なおさない。
⑥はっきりと声を出す。 台詞はゆっくり。
⑦はずかしがらない。堂々と立つ。
⑧ゆっくり、おきゃくさんにもわかるようにはなす。
自宅練習
⑨ビデオ、音楽をよく聞く。
⑩台詞をしっかり覚える。
 
衣装や使えそうな小物など、
これからはどんどんもってきてください。
 
保護者の皆様は家事に仕事に学校に、、、と
本当にお忙しい中恐縮ですが、
どうぞ子供達のサポートの程、よろしくお願い申し上げます。
 
Coach Mariko
 
  

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