親の役割はぶれないルールづくり その1

2015年07月09日 09:23

Hello, everyone. 

このところの暑さに加え、何かと慌ただしいコーチマリコに

前回のメッセージに登場してくれた

Mちゃんのお母様からとても嬉しいお返事が届きました!

有り難い事にご了解を頂きましたので、

皆さんにご紹介させてくださいね。

 

<手紙本文ここから>

真理子さん、こんにちは。

ホームページのメッセージ、読ませていただきました。

とても温かい言葉に思わずホロリとしてしまいました。

以前通っていた英語教室と比べるのはあまりよくないのかもしれませんが、

それまでは只々通っているだけといった感じでした。

 

今はレッスンが終わった後に、

今日はこんなことをしたよ!宿題合格できた!

と嬉しそうに話してくれます。

宿題に対するやる気も全然違います。

 

先週お友達のお家に泊まらせてもらった時にそこのお母様が、

Mちゃん英語で沢山しゃべってたよ。

発音も良かったし

うちの子供たちももっとしゃべってみてーって言って盛り上がってたよ!

と言っていました。

まさに英語が活かされている!と思いました。

 

本人の頑張りもあるとは思いますが、

コーチがそれぞれの個性を尊重して

楽しいと思う気持ちややる気を引き出してくれているからだと思います。

コーチの熱意が子供たちや私たちにも伝わるから、

こちらもそれに応えたい!頑張りたい!と思えます。

 

長々と書いてしまいましたが、

コーチにはとても感謝しています!

という気持ちを伝えたくてメールしました。

いつも熱意を持って温かく見守ってくださり、

本当にありがとうございます。

 

<おしまい>


素敵なメッセージをありがとうございます。

長い夏休みを目前に控えつつ、

外壁塗装、さらに教室のお休みを利用して内装工事も控えており、

今年は旅行に行けないな(涙)と、

淋しい気分のコーチを元気づけてくれるお言葉でした。

大感謝です。

本当にありがとうございます。

 

コーチは夏の間に年末のプレゼンの準備もしますので、

頭の中も一杯一杯ですが、

大体カタチができてきました。

9月にはお伝えして

みんなで少しずつ準備していきますので

どうぞ楽しみにしていてくださいね。

 

*  *  *

 

さて、本題のお話です。

 

私も皆様同様親業をしているので、

子供に宿題や勉強をさせるテクニックについては

これまで随分と悩み、

いつも試行錯誤中です。

 

特に思い出すのは、

アメリカの小学校で3年生まで過した長女のことです。

現地校に週5日通い、

土曜日は遠く離れた日本語補習校にお弁当をもって通う、

という学校漬けの生活でした。

 

補習校では算数と国語の二教科だけではありますが、

日本で使うのと同じ教科書を

日本と同じ進度でこなすので

とにかく毎週大量の宿題が出されるのです。

 

同様にアメリカの現地校でも宿題は毎日でますので、

親子共々

相当の努力と根性を試されました。

 

わずか週1日の補習校ですが、

卒業式となると

感極まって涙を流される生徒さんや親御さんの多いのは、

きっとそれまでの苦労を乗り越えたことに対する涙だったのでしょう。

 

わたしもついもらい泣きしたのを思い出します。

 

補習校に関してはどうしても親が「教える」場面が多くあり、

子供との距離感の持ち方に

とても悩みました。

 

しかし帰国後は「教える」というよりも

「時間の作り方」だけに注力すればよいので、

その点は楽になりました。

 

あの時の経験の御陰で

親として徹底的に鍛えられた、そう思います。

 

当時は下の娘がまだ小さかったので、

「教える」難しさだけでなく

「時間のやりくり」に大変苦労したものです。

 

しかし3人目が生まれると、

ただ頑張るだけでは回らなくなり、

あるルールをきめました。

一旦そのルールを決めたら、

「やらなきゃだめでしょう」的ガミガミが減って

楽になったのを覚えています。

 

それは、

補習校帰宅後、時間は限られてはいるが、

宿題のことは忘れて思いっきり遊ぶ事。

 

そして日曜日は朝早くから勉強して、

宿題の6割を何があっても確実に終らせる、ということ。

 

そして月、水、足りなければ木曜日までに

残りの4割を仕上げること。

(娘は火曜日に体操教室に通っていたので

この日は日本の宿題はお休みにしました。)

 

こうすることで金曜日はお友達と遊ぶ事ができます。

 

さらにルールは細かく決めます。

 

一番大変な宿題はかならず日曜日にやる事。

毎週の宿題である作文も日曜日に済ませる事。

日曜日の勉強はお昼ご飯までに終らせる事を目標に頑張ること。

1人で出来そうな宿題は月曜日以降にまわすこと。

平日の宿題は帰宅後すぐに済ませること。

 

日曜日は頑張れば午後出かけることもできますが、

残念ながらほとんどの場合、

休憩も入れて、なだめすかしながら

やはり午後3時くらいまでかかってしまっていました。

 

夫の手助けがある日曜日でこれなのですから、

平日現地校から帰って来て、英語の宿題をして、

さらに日本語の作文を書く事は到底できなかったでしょう。

 

しかし週末に頑張れば、

金曜だけでなく、

木曜日もお友達と遊べるというのを目標にしたことで

娘のモチベーションは以前より大幅に上がりました。

 

さらに、

手助けしながら教え、

親子でがっつり宿題に取り組むのは

日曜日だけとしたことで、

私も精神的に楽になり、

平日の宿題に関しては

時間の管理をしてあげるだけで済みます。

 

娘も宿題を仕上げること以外の目標

(遊べる日が増える)をもったことで

より自主的になり、

時には日曜日7割の宿題を終らせて

平日遊ぶ日を増やすような

さじ加減も出来るようになってきました。

 

* * *

 

こうして長々と書いてしまいましたが、

あの大変だった当時を思い起こしてみると

 

今回のタイトルにしましたように

やはり勉強に関しての親の役割は

「ルールづくりからはじまる」

といっても過言ではないと思います。

 

そして、「なにがあっても決してぶれないこと。」

 

だって、ぶれたらルールではなくなってしまいますから。

 

私などはとにかくいい加減なので、

ルールや決まりに頼って生活するほうが楽だと

よく思います。

そのルールが、

人がつくったものではなくて自分が作ったものなのだから

全くもって恨みっこなしです。

 

長くなってしまいましたので、この先は次回へ。

おつきあいいただきましてありがとうございました。

 

 

 

 

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