自宅で
自分の看板で
お教室をする、ということは
自分の裁量で
自分の信じる方法で指導できるので、
私のような性格の人間には
最高に合っている仕事だと思っています。
私はあまり深く考えないで
いいな、とおもったらすぐ動いてしまうタイプなので、
「英語を教えよう」と
思った翌日に
このウェブサイトもつくりはじめていました。
その時まず最初にしたことは
「教室の理念」を書く事。
そうすることで
目指すレッスンを明確にしました。
書くと頭の中がクリアになって、
自然につくりたい教室の方向性が
みるみるうちに決まったのを
よく覚えています。
ただ、
今、３年目になって
理念も少しずつ書き直しています。
学びを怠らず、
いつも最良のコーチングを目指したい
そう思っています。
しかしながら
友人に勧められ、
何となく思いつきで始めたとは思えない程
とてもこの仕事が楽しくて
お教室に来て下さっている生徒さんから
毎日喜びと元気を頂いています。
本当に始めてよかった、
そう思っています。
さらに
英語だけでなく、
教育全般、
そして子育てや家事にいたるまで、
より工夫したり、
考えさせて頂く機会を頂けるのは
幸せなことです。
実は
上にも書いたように
すぐ動いてしまうタイプなので
家族にも相談せずに
「やります」
とだけ宣言して
お教室をはじめました。
ただ、その際
新たに仕事を始める事で
絶対に家事に支障を来さない、
忙しいからと言い訳をしない、
というルールを
自分に課して来ました。
でも生徒さんとそのご家族皆様の御陰で
私がとても楽しそうに仕事をしているので、
気がついたら
家族みんなが
ごく自然に協力してくれています。
感謝です。
さらに英語に関しては
今までは自分だけのために
好きだから自然に使って来ましたが
人様にコーチングする、
という別の角度から取り組むことで
深い気づきを得て
もっともっと学びたい！
という意欲が深まっています。
ただ、この仕事の唯一の欠点は
孤独であること。
私は１人であれやこれや
ごちゃごちゃやるのが好きなので
淋しいというわけではありませんが、
私自身が
指導者として成長するためには
どうしても
導いてくれるメンターや
よい指導者仲間
講座やテスト、
よいテキストや教材についての情報が
不可欠になります。
そんなわけで、
昨年からすこしずつ
英語指導者対象の
様々な講座に
参加しはじめました。
日本全国から集まった、
学校や塾、個人塾等々で教えている英語の先生達と知り合い、
課題やワークショップなどをしながら
沢山の学びを頂いています。
そもそも講座の情報を教えて下さったのも、
逗子で「Rainbow英語教室」をされている
瀬川理佳子先生。
ヨガのクラスで知り合った
理佳子先生とお話ししていると
あまりにも楽しくて、
時間があっというまにたってしまいます。
気さくで自然で、でも英語教育にかける情熱はすごい。
いつも沢山の情報やアドバイスを
惜しみなく下さり、逆に
後輩である私からも何かを学ぼうとして下さる姿勢に
いつも驚かされます。
先生と知り合えたご縁に
いつも感謝しています。
さらに
神奈川県内でも
私のように英語教室を主宰する先生方と
情報交換するネットワークが
少しずつできてきて
「１人じゃないって素晴らしい」と、
ワクワク感が
さらに深まっています。
とくにこの春三日間集中で参加した
アプリコット出版が主宰する
児童英語教師養成講座は
本当に多くの気づきを与えてくれて、
実際のレッスンに活かすことで
生徒さんの発話が
より活発になったのを実感しています。
さて、このプログラムの講師が
児童英語講師歴３０年、
現在は大学でも教えていらっしゃり、
日本全国で数々の講演をしながら、
多くの絵本、教材の執筆をしていらっしゃる
中本幹子先生です。
中本先生がおっしゃっていた言葉の中には
心にささるものがいくつもいくつもあって
その時学んだ事は宝物になりました。
そのなかでも一つ、
年末のプレゼンテーション内容を準備するうえで、
キーワードになった言葉があります。
それは
「『伝えたい』気持ちが言語習得を後押しする」
というもの。
どうやったら
子供たちは『伝えたい』と思ってくれるでしょうか。
生徒さん達には
『伝えたい』と思うコンテンツを
お客様の前でプレゼンテーションして欲しい
そんな観点でこの夏の間準備してきました。
今週から全てのクラスに
プリントとスケジュール表をお渡ししますね。
ちなみに今年の４月から使っている
幼稚園生のテキストは
中本先生が執筆され
アプリコット社が出版しているYellow Learning World です。
来年度から小学生もこのシリーズを取り入れて、
よりよいレッスンを提供していきますね。
こちらもどうぞ楽しみにお待ち下さいね。
今回もおつきあい頂きましてありがとうございました。
