覚えた後の練習こそが要なんです!

2015年11月20日 10:42

 

 

あいかわらず家事や仕事の隙間の休憩に

録画しているラグビーの試合を

少しずつ見るのが至福のコーチです。

 

ちなみに注目されている

ラグビーのトップリーグの試合は、

ケーブルのスポーツチャンネルJSportsが

全試合カバーしています。

 

実は、うちのスポーツ好きの夫が

どうしてもこのチャンネルは外せないと言うので

我が家のケーブルの基本料金は

ずっと割高になっていました。

 

でも実際は

彼はそれ程テレビを見る時間もなくて、

大抵のスポーツは

新聞とニュースのダイジェストで追いかけているのを

私はちゃんと知っていたので、

いつかこっそり解約できないか、と

企んでいました。

でも、

契約していてよかったー!

 

おまけにJSportsはあらゆる競技を放映していて、

今コーチの頭の中は

いろんなスポーツで一杯です。

 

観たいのが沢山あるのですが、

時間がなかなか作れないのがもどかしいですー。

 

こんなのって学生時代以来。

 

中・高校ではバドミントンとソフトボールをしていましたが、

今をときめく錦織圭君のコーチをつとめる

マイケル・チャンの

伝説のフレンチオープンを偶然テレビで観てしまってから

当時の私は

いつもテニスのことで一杯。

 

部活と全然関係ないのに

毎月せっせとテニス雑誌を購入しては、

スピンのかけ方とかサーブとか

いつも頭の中でイメトレしたり。

 

しまいには試合を観すぎて

体の一部でもちらっとみれば

大抵の選手の名前をあてられちゃう、

テニス部員も驚愕するほどの

スーパーテニスおたくでした。

 

ちなみに英語ではおたくのことを

nerd

といいます。。。

 

ラグビーは選手達が格好いいし、

その攻め方とか戦略とかがとにかく面白くて、

というかむしろ難しいし、

だから知的なスポーツなんだけど、

でもスクラムはめちゃ怖いし

ラックで踏まれたり血まみれになって

大男がぐちゃぐちゃになって塊ってたりすると

 

なんでこんなスポーツできるの?

というか

なんでこんなスポーツがあるの?と

純粋に競技に興味が尽きません。

 

昔から暇さえあれば映画を観るのを

何よりも楽しみにしていたコーチですが、

ワールドカップの後は一本も映画をみていない!

 

まさか◯◯才を過ぎて

これほどラグビーにはまるとは、自分にびっくりです。

 

こういう突如のおたく化を

知的好奇心と呼んでいいのなら、

きっといいことなんだろうなぁ、と

最近物忘れが気になって来たコーチは

前向きに思うことにしています。

 

あと、

遊んでばっかりだと思われてはいけないので

追加しますと、

 

ラグビーでイエローカードをもらった選手は

10分間退場になるのですが、

日本の解説者がそれを「シンビン」と言っていました。

 

「は?審瓶?どういうこと?」と意味が分からずにいると

 

「sin bin」でした。

 

発音はシではなく、スィン ビンとなります。

sin = 罪、違反  bin 入れ物、置き場  (ゴミ箱はtrash binとも言います)

 

で 同意語がpenalty box, bad boxだとよくわかりますでしょうか。

 

さらに、ワールドカップの試合は

日本以外の試合も含めて録画して英語で見ます。

そのほうが視点もちがうし、日本の選手も客観的に見れるし

解説も面白いんですー。

 

生徒さん達にも

はやく好きな映画やテレビ、ゲームやスポーツなどを

すこしでも良いから英語で楽しめるようになって欲しいなぁ。

 

自分の好きなものを切り口にして、

ワールドワイドな視点で楽しむ。

 

日本人的思考を英語を通して客観視する経験を積むと、

広く世界に目をむけて

学ぼうとする力や意欲が飛躍的に伸びると思うからです。

 

頭のやわらかいうちに

是非こういう経験を沢山して欲しいと思います。

 

あいかわらずとりとめもなく書くので

前ふりが長くなってしまいました。

 

しかしながら

私がスポーツも語学も好きで、

 

その経験から

英語を身につけるためのトレーニングは

スポーツのトレーニングと

非常に似通っていると

と常々力説している諸々の背景が

上のおたく的エピソードから少しでも伝われば

嬉しいです。

 

 

さて、タイトルの

覚えた後の練習こそが要なんです!

やっとたどり着きました。

いきましょう。

 

嬉しい事にプレゼンテーションの発表内容を

100%覚えてくれている生徒さんが

もう3名出現しています。

95%の子は2名、85%の子も2名、なかんじです。

凄いですねー。わーい。

 

どうやって覚えたのかな?と思い

お母様達に練習方法を伺ったのですが、

やはり皆さんしっかり時間を決めて、

毎日コツコツと取り組まれているようで

頭がさがります。

 

でも、厳しいようですが、

実はここまで来ている生徒さんが

やっとスタート地点に立った、と言えるのですねぇ。

 

英語は「覚えようとしているうち」は練習にならないのであります!

 

「覚えたあとの繰り返し練習」をどれだけするか、

内容を理解し、イメージしながら、発声し、

ストレスフルな状況でも堂々と大きな声で伝えきる!

 

徹底的に繰り返して

あらゆる状況でも英語を使う「耐性」をつけることが

自信につながり、

よいプレーが出来るようになるのです。

おっと、まちがい

英語が使いこなせるようになるのです。

 

ね、スポーツのトレーニングと似てるでしょう?

 

ちなみにラグビーの日本代表は

ラグビーボールをサッカーボールに変えて、

さらに石鹸水につけてすべりやすい状態にし、

練習をしたり、

なんとボールをソフトにタッチして

キャッチの精度を上げるために

生卵をつかって練習したことがあるそうです。

 

どんな状況でも混乱せず、

落ち着いて最高のプレーをし続けるための練習です。

これは大変勉強になります。

 

まさに我々がすべき英語の練習法だ、と

思います。

 

だって英語は生きたコミュニケーション。

 

スポーツのようにとっさの

瞬発力

判断力

がもとめられるんです。

 

それには

たゆまない練習を積み重ねて得た技術と自信こそが

自らの拠り所になるんですね。

 

英語を使う時は、一人ですよ!

 

「毎日◯分聞き流せば、ペラペラになる」

なんてことは絶対にありません。

 

スポーツ選手だけでなく、

どんな分野においても結果を出している人は

膨大な時間を費やし、常に努力しています。

 

だから、英語を磨くスタートラインは

発表内容を覚えたあとにあるのです。

 

そんなわけで、

前回のメッセージでもすこし触れましたが、

つながるえいごのレッスンでは

プレゼンリハーサルをする際、

ただ内容を確認して、駄目だしする練習では

全く意味がないと思っています。

 

なるだけ本番を意識して、

お友達がお客役になり、

視線をレーザービームで発表者に送って

その緊張感のなかで何度もやりとげ合う場を与えています。

 

仲間が協力しあってこそ

全体の発表を盛り上げる練習ができるのです。

 

そうしてご家庭では中々できない全体練習に

クラス内でしっかり取り組み、

 

子供たちに

「発表するときのイメージ」

「さらなるトレーニングの必要性」

の自覚を促して、

自主性を引き出すことが

コーチとしての役目だと思っています。

 

 

おまけに

日本ではよく言われますように

人前で発表する機会が少ないです。

 

なおかつ英語を勉強していても

残念ながら使う場所が日常生活に殆どないのが

日本です。

 

試合がないのに、

一生懸命スポーツの練習ってできない、ですよね。

 

日本における英語教育は

英語というスポーツに

ルールと型を理解する方法でアプローチしていた。

 

そのうえ

試合も殆どなく、

実践練習に割り振る時間を重要視していなかった。

そんなかんじでしょうか、ね。

 

教室以外で英語の試合回数を増やす事は

ご家庭毎の工夫やご都合次第になってしまいますが、

 

どんな環境でも英語を使える道具に仕上げるためには

徹底的に場面を想像しながら声に出す、

それも大きい声で!

そんなトレーニングが重要です。

 

そんな練習をこなしている自信があれば

きっとたくましい英語プレーヤーになります。

さらに

自ら「試合」に飛び込んでいくガッツも育まれます。

 

そのためにもスタート地点の「練習」にたどり着くように

みなさん1日でもはやく発表内容を覚えて下さいね。

プレゼンテーションまで丁度一ヶ月。

応援してます!

 

Coach Mariko

 

 

 

 

 

 

 

つながるえいごはユニセフのスクールフォーアフリカサポーターですつながるえいごはユニセフ スクールフォーアフリカマンスリーサポーターです。

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コーチからのメッセージ

2013年02月10日 22:24
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