寄付金の行方 マッチングシステムを知っていますか?

2015年12月29日 12:08

HPってやり直しが利くから便利。

このメッセージの日付は12月29日になっていますが、

数ヶ月後の今、重い腰を上げて、手直ししています。

 

実は昨年末、

プレゼンテーションの興奮と達成感が

まだ冷めやらぬころ、

生徒さんとご家族へ感謝のメッセージをしたためていて、

元日に「新年おめでとうございます」の挨拶と共に

送ろうと思ってたんです。

 

ところが

やっと書きあがった!と思った直後

うっかりメーラーのタブをクリックして閉じる、という大ミス。

 

保存していなかったメッセージは

デジタル空間へ一瞬の内に吸い込まれました。

 

ネット上の塵と化したであろうテキストを

取り戻そうと頭を捻ったのですが、

万事休す。

コーチは深夜のPCの前で1人悶絶しました。

 

きっと、まだ綴った文章の記憶が新鮮なうちに

絞り出すようにして

タイプしてしまえばよかったのでしょうが、

(実際挑戦しました)

年末年始の家仕事も山とあるし、

途中であえなく力尽きちゃったんです。

 

「ああ、もうメッセージなんて書けない!

しばらくこのHPも見ないもんねー。」

というやけっぱちな気持ちになって

未完成のメッセージの残骸だけが

数ヶ月間

晒されている状態になっていたんですねぇ。

 

いまになってやっと向き合えるようになりました。

Time heals everything.

時が解決する。

なんだか大げさですけどね。

では気を取り直していきますよ。

 

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プレゼンテーションには沢山のお客様がいらしてくださり、

どの子も立派に成し遂げたプレゼン後のReward shoppingで

子供たちはレッスン中に集めたポイントでお買い物を楽しみました。

会話を沢山して、スティッカーを多く貯めた子たちは

その分シリア難民への寄付も多くしてくれたようで

コーチはとても嬉しいです。

温かい気持ちをありがとう。

 

御陰さまで154garusが集まりました!

garuはつながるえいごのお金の単位。

つなgaruからネーミングしたんです。

 

1 garu

10 garus

アクセントはuにあります。

みんな正しく発音できたかな?

 

 さて、新しく開始したこのスティッカーチャレンジは

茨城で英語教室をされているベテランの先生から伺って

素晴らしいな!とこの夏から取り入れたものです。

ですので挑戦したのは7ヶ月間程度。

今回は若干デフレ気味だったと思っておいてください。

 

来年はきっともっと沢山のgaruを握りしめて

みんなお買い物ができることと思います。

 ですから、

子供達が買い物を楽しみにして

会話レッスンに意欲的に取り組んでくれるように

レッスン内容や

商品や価格など工夫していきますね。

 

ちなみに初めて教室の外で行った発表会。

スペースは十分だと思ったのに、たくさんのお客様がいらしてくださったおかげで

来年はもっと大きい会場を探さなくてはいけないな、と

すでに焦り始めているコーチです。

皆さんご存知の通り、

近所の大きい会場は限られているので

年明けから手配を始めなくちゃ。

 

プレゼンテーション終わったばかりで

もう1年後のことを考えるのは

大変なことのようですが、

実に有り難い、幸せなことだと思います。

 

さて、集まったgaruに話を戻します。

みなさんはMatching gift(Matching donationとも言われる)をご存知ですか?

 

「企業などが、

社会福祉や災害支援等のための寄付金や義援金を募る際、

寄せられた金額にたいして、

同額、

もしくはそれ以上の額を上乗せして拠出すること」

を言います。

コトバンクより

 

世界的な人道支援団体のアムネスティインターナショナルでは、

この年末、シリア難民への寄付金を

なんと「3倍」にするマッチングドネーションを実施中でした。

なのでみんなの154garuをつながるえいごはdollerに替えて、

$42を寄付させて頂きました。(寄付明細はメッセージ下部へ)

決して多くはない額ですが、マッチングドネーションの御陰で

日本円にして¥15,000の支援が出来た事になります。

ありがとうございました。

そしてコーチが時々行う「お福分け」イベントを紹介するブログにも

ささやかながらご報告させて頂きました。

つながるくらし fund-raising workshop

 

東日本大震災だけでなく、

世界中で頻発する自然災害で

被害を受けた人々の現状は

どんなものなのでしょう。

 

双六に例えるなら、

一瞬にして人生が振り出し、

いやそれよりもずっと後ろに引きずられる。

 

そもそもそんな表現で表していいのかさえ

私にはわかりません。

 

さらに想像を超えるのが、

内戦によって国を追われた

シリアの人々を覆う試練。

 

かけがえのない命、

土地や家、仕事だけでなく

国や地域の文化、人とのつながり、

教育、言語、宗教といった

人間を人間たるものとする

ありとあらゆるアイデンティティーまでもが

危うい状態に置かれています。

 

命からがら逃げ出し、

やっとたどり着いた土地でも

気持ちよく受け入れられているわけではない。

 

戦争は怖い。

その中でも内戦は人間の最も残虐な内側を

晒すものでしょう。

もしこの日本で内戦が起こり、

人々が殺しあったら、

私は日本人の血が流れる自分自身を

忌み

信じる力を失うのではないでしょうか。

 

いままで隣り合わせで生活をしていた人間同士が

残虐の限りをつくす。

底知れない喪失。

それが内戦です。

 

身近な人を亡くし、

シリアという国を追われ、

さらに学ぶこともままならない子供達の教育を考えると、

かつて大変美しく、

食べ物も美味しいかったこの国の人々は

何十年、いや100年単位の年月を一気に失っている、

と思わざるを得ません。

 

2000年が終わる頃、

夫と学生の頃からの気のおけない友人2人の

合計4人で共にシリアを旅しました。

ダマスカスでは知り合いのお宅で

人生で一番のインゲン豆料理をいただきました。

いまでも滋味溢れるあの味を思いだします。

 

けっしてあのころも豊かではなかった。

けれど道端で買って頬張ったファラーフェルという

ひよこ豆のコロッケは最高に美味しくて、

そう伝えると、

屋台のお兄さんは誇らしげに笑ってくれました。

もう何にも残っていないのでしょう。

あの人たちはどこにいってしまったのでしょう。

 

先日、雑誌TimeにISILによって破壊さたパルミラの写真が載っていました。

かつて繁栄した文明に大きく心を動かされた、

あの壮大なる遺跡はもう跡形もありません。

本当に人類は進歩しているのでしょうか。

 

人間は天使にも悪魔にもなれる。

全ては愛と教育次第です。

愛あるレッスンを提供できるように。

そして世界に飛び込んでいく勇気を持ってもらえるように。

コーチは努力します。

Coach Mariko

Dear Mariko Sunada,

Thank you for your gift of $ 42.00 to Amnesty International. You should feel great about your decision to defend human rights wherever they are threatened worldwide. 

This email is your donation receipt for transaction ID: 3077555-44544. Your donation is tax-deductible to the fullest extent of the law.

You are the backbone of Amnesty’s work. We accept no money from governments or corporations for our campaign work. Only with your contributions can we ensure that innocent victims of human rights abuses are not abandoned and that perpetrators the world over are brought to justice.

With you, Amnesty can do more than imagine. We can act.

Find out what you can do right now: 
visit our Online Action Center.

Thanks again.

Sincerely,
The Amnesty International USA team

P.S. - Questions about your donation? Please contact our Member Services team by sending an e-mail to 
aimember@aiusa.org, calling 1-800-AMNESTY (M-F, 9a-5pm EST) or writing to:

 

 

 

詳細を読む: https://www.tsunagarueigo.com/news/%e5%af%84%e4%bb%98%e9%87%91%e3%81%ae%e8%a1%8c%e6%96%b9%e3%80%80%e3%83%9e%e3%83%83%e3%83%81%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%82%b7%e3%82%b9%e3%83%86%e3%83%a0%e3%82%92%e7%9f%a5%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%84%e3%81%be%e3%81%99%e3%81%8b%ef%bc%9f/

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