自分を客観視することで伸びる子供達 〜 自分で気づくから、意味がある

2014年12月16日 22:33
 
という題で
メッセージをお届けしました。
 
今週は練習風景を撮影し、
自分を客観視することで
またグーンと伸びた生徒たちのご報告と、
今週のプレゼンを控えての心構えについてお話したいと思います。
 

自分を客観視することで伸びる子供達

 
11月28日のレッスンは衣装を着てのリハーサルです。
その一部始終を撮影し、
自宅で観れる様に
レッスンの後生徒のみなさんとYouTubeで共有しました。
 
すると翌週のレッスンで何が起きたと思いますか? 
全員がもっと上手になってクラスにやって来てくれたのです。
またまたびっくり、
こんなに毎週生徒さん達の成長ぶりに驚かされているコーチって
他にいるのでしょうか。
とっても幸せです。
 
ちなみにYouTubeを共有した時のメールですが、
あまりたいした事は言っていません。
以下がその 内容です。
 
<メール本文>
昨日はドレスリハにお越し頂きましてありがとうございました。
二回通しで行いましたが、
その一回目のビデオが無事とれていましたのでご覧下さい。
二回目はもっと良くできていたと思うのですが撮れていませんでした。
ごめんなさいね。
みんなドレスを着て、
動きがプリンセスにだんだんなってきましたね。
とっても可愛かったです!
 
さて、「大きい声で言えるように」と繰り返しお伝えしましたが、
大きい声で言うためには「自信」が必要です。
で、ではどうやったら「自信」がでるか、というと
「自分はもう後悔しないほど何度も練習した」という
自負があるからこそ、なんです。
 
「本番でもしセリフがとんでしまったら、コーチが助けるよ」と言いました。
ちゃんと約束通り助けます。
セリフが自力で出るように、少し待ちますけど。
でもそう言ったのは「間違いを恐れて欲しくない」からです。
だから練習をしなくてもなんとかなる、と思うと大きい声はでません!
コーチ自身もまだまだ練習が必要なのでやります。
 
あと、慣れて来たセリフに結構みなさん間違いがあります。
慣れて来て、「このセリフはOK」と書いたカードの中の言葉が抜けていたり、
発音が間違えて来てしまったりしています。
よく注意してくださいね。
レッスン中は待った無しの通し舞台を経験して欲しいので、
なるべく流れを止めないでやっています。
まず全体像をつかむことで私達は余裕を持ち、
そのなかで力を尽くすことができるとコーチは考えます。
 
ビデオを見て頂くとわかりますが、
自信のない時は
いつも助けを求めてコーチの方を振り返っている様子がわかりますよね?
 
それを本人が気づくかどうかです。
 
親御さんは何にも言わないで、
とりあえずお子さんにビデオをおみせください。
教室では
「自分で気づいて、だから練習したい、もっと上手くなりたい」
という気持ちをサポートしていきます。 
なぜかというと言われてやったり、
言われて「分かった。理解した」と思う事って
本当には身についていないことが多いからです。
 
当日は人が沢山がいるためもっと声は聞こえにくくなりますよ!
 
<メール本文終わり>
 
12月5日のレッスンでも、二回通しリハを行い、
レッスンを終了しました。
最後にちょっと気をつけるところをアドバイスしましたが、
あまり細かいところは言っていないと思います。
 
つながるえいごではとにかく
「 自分で考えて自分で学ぶという自主性」と
「仲間との共同作業」を重視しています。
 
自分で気づくには自宅での繰り返し練習が絶対条件です。
さらに仲間と発表を作り上げるためには、
レッスン中は教えを受ける、という受け身の状態ではなく、
みんなと試行錯誤する時間をしっかりとることが大切です。
ですから9月にスクリプトを渡してから、
かなり早い段階で通しのリハーサルを繰り返してきました。
 

「自分で気づくから、意味がある。」〜プレゼンテーションにむけての心構え

 
プレゼン本番では間違えたっていいんです。
「本番で間違えてもいいよ。忘れてもいいよ。」と
親御さんはお子さんにはっきり伝えてあげてくださいね。
当日困った時は私がちゃんと助け舟を出しますから心配いりません。
でもそんな風に言われても、
きっと本人は
「間違えたくない」
だから
「頑張る」
と思うでしょう。
見ている人のためでなく、
自分のためにやる、と気づくことが必要です。
 
 
教えている本人がこんなこと言うのも不謹慎ですが、
英語が話せなくても死にません。
使えたらbetterだよね、という話です。
 
ですからプレゼンは「お祭り」なんですね。
習い事も結局「お楽しみ」なんです。
「楽しむ」ためにやっている、
ということを忘れると辛くなります。
 
 
「楽しむ」って簡単な言葉で、
すごく安易な行為に思えますけど、
その反対の意味 は「空しい」なのかもしれません。
「からっぽ」ってことです。
本当に何かを「楽しむ」ためには努力が必要なんだと思います。
人生を彩りよく「楽しむ」ために、
充実した命をまっとうするために
私達はなんだかんだ、あれやこれやとやっているのでしょう。
 
それなのに、そのなんだかんだに苦しんでいては
「楽しむ」は遠のく一方。
本末転倒なのでしょうね。
 
 
だから眉間にしわを寄せず、
ピアノだって英語だって、ダンスの発表会だって
ゲームや遊びみたいに楽しもうよ、
「楽しむ」ためにお金や時間を使える私達は幸せだね、
そんなメッセージを伝えてあげてください。
 
つまり「楽しむ 」秘訣は
費やしたお金と時間を成果で回収しないこと。。。
親にとっては難しいところですよね。
こんなこと偉そうに書きながら、
私、できているかしら?
 
ちゃんと子供達に愛をもって伝えなくちゃ、と
自戒しています。
 
 
つまり、結果でなくてプロセス。
あとは激励あるのみ。
親が「あなたはできる」と信じてあげていれば
子供は1人で走って行ける。
 
当日まであと少し。どうぞよろしくお願い致します。

 

Coach Mariko
 
 

つながるえいごはユニセフのスクールフォーアフリカサポーターですつながるえいごはユニセフ スクールフォーアフリカマンスリーサポーターです。

支援についての思い

コーチからのメッセージ

お問い合わせ先

つながるえいご english studio admin@tsunagarueigo.com